クロノグラフについて

先日は、TPOに合わせた時計選びについてご紹介いたしましたが、

今回は、デザイン要素や機能面で選ばれることの多い

「クロノグラフ」モデルの時計の機能について、詳しくご紹介しようと思います。

まずクロノグラフとは、ギリシャ語の

「クロノス(Chronos=時)」と「グラフォス(graphos=記す)」を合わせた言葉で、ストップウォッチ機能を持った腕時計あるいは懐中時計のことをいいます。時計と同じ動力源によってストップウォッチも動作させるのが特徴です。

操作方法ですが、一般的にはリューズの上の「スタート/ストップボタン」と、

リューズの下の「リセットボタン」の二つのボタンによって操作を行います。

文字盤には、時分針の他に、小さなダイヤルが配置されています。

一般的なモデルでは、30分計(クロノグラフ針が何周したかを示す。30分単位で表示。)

12時間計(30分計が何周したかを示す。)

スモールセコンド(秒針)

の3つのダイアルが搭載されています。

ほかにも、「スプリットセコンド針」や「フライバック」といった機能を持つ時計もあります。

文字盤に施される針やメモリの数が多く、またリュウズ以外にボタンがつく為、よりメカニカルな雰囲気を持つ事が男性に人気の理由です。

デメリットとしては、定期メンテナンス(オーバーホール)に料金が、一般的な中3針モデルよりも割高となります。また複雑な機構の為、ボタン操作を誤ったりと下手な操作をすると不具合を起こすリスクも大きくなります。

これから大事に使う時計。

選ぶ際は、せっかくなので何を重視して購入するか。を一度しっかり検討してから購入する事をお勧めします。