Dバックルって何?
「Dバックル」、皆さんはご存知でしょうか?
Dバックルはディーバックルと呼び、革ベルトに取り付けて使用します。
この「D」というのは、英語のDeploymentの頭文字をとって「D」としています。
英語の場合は、Deployment Buckle(バックル)というよりもDeployment Clasp(クラスプ)の方が使われているように思います。
価格は1000円以下から1万円を超えるものまで多種多様にあります。
パネライのメーカー純正品であれば5万円~と値段も様々です。
通常、時計の革ベルトには尾錠(びじょう)と呼ばれるものが取り付けてあります。
美錠とも呼ばれたりもしますが、これはズボンのベルトにあるバックルと同じ形状のもので時計ベルトサイズの小さなものです。
Dバックルのメリット
Dバックルを使うことのメリットは何でしょうか?
1.時計の落下を防ぐ
2.装着を容易にする
3.革ベルトの負担を軽減する
脱着による時の革の負担を軽減することにより革が傷みにくく、ベルトを長持ちさせることができます。一度、穴の場所を固定したら脱着時に穴を通す工程が無くなるので穴が広がることを防ぎます。取り外す機会が多い場合は、取り付けることをお勧めします。
Dバックルの種類について
1.嵌合式
嵌合式の場合は製造コストが安く比較的安価で売られています。
しかし、使っていくうちに削られて咬み具合が悪くなっていくので定期的にメンテナンスが必要になります。
2.プッシュボタン式
プッシュボタン式の場合は、製造コストが多少上がりますので嵌合式よりは高くなりますが、力任せに外すことなく脱着時の負担がかなり軽減されます。
3.プッシュボタン式+跳ね上げ機構
跳ね上げ機構がついたモデルは、ボタンを押したとたんに「パンッ」と開きますので取り外しにかかる時間が短縮されます。
Dバックルの形状について
1.片開き
2.両開き
素材について
1.ステンレススチール
2.304Lステンレススチール
3.316Lステンレススチール
カラーバリエーション
シルバー
ブラック
ゴールド
ローズゴールド
表面の仕上げについて
ポリッシュ(鏡面仕上げ)
サンドブラスト
ブラッシュ
Dバックルの取付方法
製品リンク
Dバックルを選ぶときはベルトの幅ではなく、尾錠の幅に合ったものを選びましょう。