時間の遅れ・進みの原因
まず、時間がずれることは珍しくはありません。
クォーツ時計であっても、月差という月単位での誤差があり、精度がより高いものであれば年差という誤差もあります。
機械式時計であれば、日差という日単位での誤差があります。電波時計であれば時刻修正がされるので、基準位置という設定がされていれば、
時間に誤差が出ることはありません。自分の時計が、どれぐらいの日差・月差があるのか興味のある方は、お持ちの時計のメーカーサイトをご覧ください。
大幅に時間に誤差が出る場合・時計が止まってしまう場合
クォーツ時計であれば、最初に考えられるのが電池切れです。
電池電圧が下がると、時間が遅れたり、止まってしまったりします。時計によっては、2秒運針(1秒飛びで動いてる)をする事によって
電池寿命の予告をしてくれる時計もあります。
また、クォーツの場合は電子回路のパーツも使っているため、回路不良や、コイルの不良、
歯車周りのオイルの渇き、粘り、汚れなども原因としてあります。
機械式の場合は、オイルの乾きやオイルに粘りが出てきたり、汚れが溜まってくると大幅な時間の誤差を生じることがあります。
オイルが乾いてしまうと、歯車の軸や歯車の軸の受け皿がすり減ってしまう原因となります。
磁気を発している電化製品などに近づけてしまうと、磁気を帯びてしまい大幅に時間に誤差が生じます。
磁気に関しては、クォーツ時計・機械式時計どちらも影響を受けるので、ご使用の際はお気を付けください。
主な原因としては上記の通りになりますが、実際に内部の修理をすると他にも様々な原因はあります。