時計修理をご依頼されるお客様へ

修理のご依頼を検討されているお客様、実際に修理をご依頼くださるお客様へお願いがあります。

時計部品の入手に関しまして、昨今の海外ブランド等の部品供給状況が悪く、安定的な供給には程遠いのが現状です。

部品材料店からもなかなか部品が入手しづらい状況にあります。

 

できる限り修理をご依頼いただけるお客様には、純正部品かジェネリック部品(非純正部品)を選択していただけるように努力はいたしますが、

純正部品を入手することができない場合は、ジェネリック部品での対応になってしまいます。

どうしても純正部品で修理したいという場合は、メーカーの取次もさせて頂きますが、

メーカーで見積もりを取る際は、手数料込みのキャンセル料が発生することをご理解いただいた上で、メーカー修理希望をお伝えください。

 

舶来メーカーの定義はわかりませんが、国内のメーカーの部品の保管期間大体7年程度と言われております。

アンティークの時計であれば、純正パーツが手に入らないため、代替え部品での対応になります。

もし、純正パーツが手に入ったとしても、デッドストック(新古品)での修理対応になります。

 

アンティーク時計は、製造された日から年月が経ち、長く使われてきた時計であるため、部品はもちろん脆くなってますし、

歯車などもすり減っております。中の機械の状態にもよりますが、分解掃除後も精度が安定しにくく、すぐに遅れ進みなどの不具合が出る可能性があります。

 

ただ、長く使い続けるのであれば定期的な分解掃除をしていただき、部品の摩耗やオイルの渇きをチェックし、精度の調整を職人にしていただくことをおすすめ致します。

 

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