第1条 私は自分の所有している時計を下記の条件、条項を承諾の上、貴店に依頼します。

1.修理加工依頼をする品は私の所有物であり、私の意思で申し込み致します。従って第三者から何らかの申し出、クレームが無い事をお約束し、万が一そのような事が発生した場合、私の責任において処理致します。
2.私は貴店が加工処理を受諾する所(店舗)と認識し、商品の鑑定及び評価機関ではない事を承知で依頼します。
3.私の指図によって生じた修理加工完成品の瑕疵は私の責任とします。また、再修理加工を依頼した場合はその費用を支払います。
4.貴店で受付後、商品の修理加工が開始された場合、万が一修理加工開始後にキャンセルを申し出た場合、貴店でキャンセル受付後までに要した費用、送料等の諸経費を支払います。
5.私に提示されました見積価格が経済情勢等の変動により、見積価格の変更が生じた場合、又は、正当な理由がある場合においては、変更後の請求額を支払いします。
6.貴店が修理加工依頼受付の証明である「引換証」と引換に、正当な修理加工完成品の受取人とみなして加工修理完成品を引渡したことにより生じた損害については、私の責任とし、引換証は、修理加工完成品引換えまで大事に保管します。
7.私が修理加工完成品を貴店以外で手直しする場合は、私の責任と費用で手直しをします。それによる商品の毀損、変色、変形、一部減失、全部減失等の責任は私の責任とします。
8.購入価格、購入時期等の申告と記入は私の記憶により、修理加工依頼書に記入します。記入がなく不慮の事故等が発生した場合は、私は一切の補償を請求いたしません。
9.時計の電池交換、修理内容及び価格は国産を基準に貴店査定及び基準に拠ります。依頼する場合、私は国内産若しくは外国産の申し出、記入をいたします。記入がなく不慮の事故等が発生した場合は、国産を基準に貴店の査定、規定に拠って処理することを了承します。
10.貴店が電池交換、修理の時、裏ぶたの開閉に多少の開閉キズ(ひっかけ線)を発生する事があります。この事は、貴業界の作業場の常識として理解し、承諾の上、修理加工を依頼します。
11.私が修理加工料金、商品代金の支払いを完了するまでは、修理加工完成品、商品の占有権は貴店にあることに承諾します。

第2条 私は下記の場合において、一切の苦情異議を申し立てず、貴店からのご指示に同意いたします。

1.時計の修理加工を預け入れ後に下記項目に該当していると貴店が判断され、修理加工を拒否された場合。
①部品がない
②完成予定日までに修理加工が終了しない
③その他、貴店が修理不可と判定
2.私が貴店に修理加工依頼した商品を完成予定日以後6ケ月以上放置し貴店に連絡を怠り、修理加工完成品を貴店の規定に基づく処分をした場合。
3.貴店が修理加工依頼の引換証と引換えをせず、貴店の本人確認、判断により正当な修理加工完成品の受取人とみなして、修理加工完成品を引渡した場合。なお、この場合において修理加工依頼の引換証は無効とすることに同意します。
4.修理加工完成品受領後、破損、キズ、変形、一部減失、全部減失(紛失、盗難)が生じた場合。
5.記念、形見等の理由で、精神的損害(無形的損害)賠償若しくは慰謝料の請求の恐れがあると貴店が判断し、修理加工を拒否した場合。

第3条 私は下記の場合において、一切の異議の申し立て、精神的損害及び金銭的損害の賠償の請求をいたしません。

1.預け品の貴店受付後、修理加工中における破損、一部減失、全部減失の事故があった場合。
2.私が修理加工料金、商品代金を支払わない間に、貴店の規定に基づく処分を行った場合。
3.修理加工対象商品が下記項目に該当し、修理加工中に破損・一部減失事故が生じた場合。
4.記念、形見等の理由ある時計であっても万が一、減失、(紛失、盗難)等が生じた場合、
5.納品、納期について不可抗力、不慮の事故等の特別な理由によって遅れた場合。
6.再修理加工、再生加工においての事故につき、見積額の範囲内での損失費用とし、それ以外の費用等が発生する場合。
7.海外ブランドの持ち込み品で、預かり後、偽物(贋物)であったと判明した場合。なおこの場合、私は貴店からの引き取り依頼に即、応じます。
8.修理加工の途中で偽物(偽造品)として判明した場合。なおこの場合、私は貴店からの引き取り依頼に応じ、判明時点の状態での返還を認めます。
9.貴店が電池交換、修理の時、裏ぶたの開閉に多少の開閉キズを発生させたが、本体に異常をきたす恐れのない場合。
10.代金を支払い、修理加工完成品を受領した後に棄損等を発見した場合。

第4条 私は貴店に修理加工を依頼するにあたり、下記事項を厳守します。

1.貴店との間で問題が発生した場合、解決の前後を問わず、広告物又はインターネット上に誹謗中傷の書き込み及び流布を致しません。
2.私が私の意思で書き込み及び流布した内容について事実誤認があった場合、訂正記事を掲載し、発表いたします。
3.私の書き込み及び流布により貴社に損害を与えた場合、私は貴社からの損害賠償の請求に応じます。